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丸いヘッドライト

今どきのクルマのヘッドライト=目、は細くて長いのが主流。
深海魚みたいで、尚且つ強面。
少しも可愛くないし怖い。
70年代までのクルマは、ヘッドライトは丸いのが当たり前で表情がとても豊か。
装着されているライトメーカーを好みの物に交換するだけで、印象もがらりと変わります。
ヘッドライトを交換するだけで、その車のオーナーのセンスまでもが判るほど重要な部品でした。
輸入車は本国仕様の戻すだけでそれなりにサマになりますが、国産はシールドビーム全盛ですから
ヘッドライトを交換するだけで、その表情の変化はとてもよく解ります。勿論、光量を上げるのも大事な
目的ですが。

ところが今や簡単には買えない状況で、しかも大変高価になってしまいましたね。

今回レストアが完了した’68CSPシルビアにはHi/Lo共シビエ製をチョイス。
小糸のシールドビームに比べたらとてもシャープな面構えに成ったと思います。

’72アルファ2000GTV.これはシビエ製から純正のキャレロ製に交換。このクルマの目はこれが一番似合うと思っています。
内側ハイビーム共キャレロですが、イエローバルブに変更しています。
番外なのですが

’65 E-Type Sr.1FHC.ガラス製ライトカバーが付いているので判りずらいですが、これには個人的に思い込みがある
マーシャル製のダブル反射を。アルファのキャレロもそうですが、下側にできる黒いクマ、みたいのが個人的に大好きです(笑)

そして最後は’67 E-Type Sr.1OTS,これもカバーが付いているので判りずらいですが、これはオリジナル装着のルーカス製のシールドビーム、
俗称”階段”をチョイスしていますが、現代では照度不足は否めないですね。

何はともあれヘッドライトの選択は、とても重要で楽しい!ですね。